沈起しと再乗艇


沈したらどこでもいいからつかまって絶対に艇から離れないことが重要です。艇から手を離さずに船底側に回りセンターボードをつかみます。センターボードに体重をかけるとフネが起きはじめます。あせって起こすと水が入りやすい。ゆっくりと起こして途中でいったん止めて艇内を排水するのが良いようです。

バタ足をしながら体を浮かせ、センタービームをつかみフネを引き寄せるようにお腹を滑らせて乗りこみます。できるだけ遠くをつかんで一気に引き寄せるのがコツ。再乗艇に何度も失敗すると体力を消耗するので一発で決めましょう。艇を風に対して直角になるようにして、風上側から乗り込むようにすれば風の力で乗艇時の傾きが相殺されて乗りやすくなります。

 

 

◆驚きのテリー流再乗艇術[動画3.8MB]

 まず再チンしないのは「船首をぐいっと沈めてお尻を乗せて再乗艇する」という方法。船首は先細なのでフネをロールさせるモーメントが小さいし、船首を体重で沈めて水を入れるということもほとんどできません。ちょっと難しいのは乗りこんだあとマストの脇を通って中央に戻ること。

 
   

 

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